高崎市議会 2022-03-18 令和 4年 3月 定例会(第1回)−03月18日-07号
議案第34号 令和4年度高崎市一般会計予算の所管部分、歳出2款総務費1項総務管理費では、敬老バスカードが販売終了となるが、代替策はあるかとの質疑があり、民間バス路線へのICカードの導入が急速に促進され、各バス事業者が将来的なバスカードの廃止に踏み切ることになった。
議案第34号 令和4年度高崎市一般会計予算の所管部分、歳出2款総務費1項総務管理費では、敬老バスカードが販売終了となるが、代替策はあるかとの質疑があり、民間バス路線へのICカードの導入が急速に促進され、各バス事業者が将来的なバスカードの廃止に踏み切ることになった。
一方で、民間バス路線へのICカードの導入費用につきまして、群馬県が期限を区切って県費補助金を増額したことにより事業者の負担が大きく軽減されまして、ICカードの導入が急速に促進されました。これに伴いまして、各バス事業者が将来的なバスカードの廃止に踏み切ることになったものでございます。
◎長寿社会課長(志田登君) おとしよりぐるりんタクシーは民間バス路線との競合を避けまして、またバス停に接続することにより民間バスの利用にもつなげるものと検討しておりまして、タクシー券の利用では民間バス路線との競合が考えられるところでございます。
そして、鉄道や主要幹線の民間バス路線網を地域の基幹となる公共交通としてしっかりと維持し、それをぐるりんバスなどのコミュニティーバスやタクシーなどが連携、補完していくのが地域にとって望ましい公共交通網のあり方であると言われております。
市内循環バスぐるりんは、民間バス路線の廃止、縮小によるバス交通網の衰退を受け、平成5年度に調査研究を開始いたしました。路線やダイヤの決定までの経緯ということでございますが、平成8年度に市内各団体の代表による会議を設置し、この会議の中で経路や運賃、停留所の設置場所等についての検討、協議をいただいており、平成9年6月に運行が開始となりました。
市内循環バスぐるりんは、自家用車の普及に伴う利用者の減少による民間バス路線の廃止、縮小を受け、高齢者を初めとする交通弱者の交通手段の確保を第一の目的として平成9年から運行を開始いたしまして、平成27年度には全19路線で延べ65万人弱の御利用をいただいております。ほかにも公共施設の利用促進、商店街や中心市街地の活性化、地域内及び地域間の連携促進など、さまざまな役割を担っているところでございます。
再編前と比較いたしますと、運行日数や便数、使用車両の違いがあり、単純な比較はできませんが、大規模商業施設に接続する民間バス路線等とのすみ分けがなされ、一旦乗車人数は減少したものの、現在は増加に転じております。また、支出額は大幅に削減されておりましたので、運行の効率化が図られたものと考えております。 ◆27番(木村純章君) 群馬、箕郷地域については、路線変更ということで頑張っていただいております。
その後、既存の民間バス路線との役割分担を図るために、平成22年度に地域内、または地域間を循環する路線に再編をいたしました。さらに、平成26年には公共施設や医療機関、商業施設等へのアクセスの向上を主眼とした、支所地域の路線の抜本的な見直しを実施いたしました。
高崎市では、高齢者の自動車運転免許証自主返納奨励事業といたしまして、65歳以上の方が運転免許を自主返納された場合にぐるりんや民間バス路線で使用できる敬老バスカード、よしいバスの回数券、タクシー利用券のいずれかを交付することにより、免許返納後の移動手段の確保についての支援を行っております。
そして将来的な見通しということでございますが、利用促進を図ることも重要ではございますが、民間バス路線では対応できない市民の需要にどのように応えていくかが最も重要であると考えておりまして、そのための運行を実施したいと考えております。 ◆委員(中島輝男君) どうもありがとうございます。本当にこの後の報告事項にもあるように路線の見直しなども適宜行われていて、市民の足として大変ありがたいと思います。
ぐるりんは民間バス路線では対応することのできない市民の事情に応えるために運行しておりますので、乗車人数や収支面のみで判断することはできないと考えております。今後も支所地域交通体系検討小委員会というのがございますので、そこにおきまして支所地域ごとに市民の意見を聞き、その意見に基づく利便性の向上等を検討しまして、その中で利用促進を図ることが課題と認識しておるところでございます。
また、地域公共交通確保維持改善事業費補助金ということでございますが、こちらは高崎市と前橋市の中枢、高崎駅と前橋駅または中央前橋駅になりますが、そちらを結ぶ国庫補助の対象となる民間バス路線につきまして、両市で補助を行っておりますが、こちらについては国の補助対象経常経費から70%を控除した経常収益を控除して得た額を補助しているものでございます。 ◆委員(依田好明君) ありがとうございました。
ただ民間バス路線の場合には、市は指導監督をする立場にはございませんが、同様な苦情が市にございました場合には、対応の改善を要請していくということでさせていただこうと思っております。 ◆12番(依田好明君) お答えいただきました。ぜひバス会社に対して対応の改善というものを要望しておきます。
◎総務部長(真下幹夫) 乗り合いバスは、廃止した民間バス路線を引き受ける形で、まず平成6年に後閑柿平線、秋間中関線の2路線から運行を開始し、その後平成9年の安中榛名駅の開業に合わせた安中榛名駅と磯部駅とを結ぶ路線の開通、平成11年には乗り合いタクシーの路線の新設、平成14年には松井田行きの路線の新設、平成23年には安中榛名駅と市役所を結ぶ路線の追加など行っております。
◎吉井支所地域振興課長(飯塚博行君) 運行経過につきましては、民間バス路線の撤退を受けまして、昭和46年に道路運送法の許可を受けて自家用自動車での有償運送を開始いたしました。町営バスとしてスクールバスを兼ねて運行しておりまして、合併後には吉井バスとして現在に至っております。
◆15番(逆瀬川義久君) 民間バス路線も苦戦を強いられているけれども、市内には30を超える路線が現在あり、また基幹的な公共交通になっているものは維持していくことが重要であるという御答弁だったかと思います。まさにそのとおりなのだろうと私も思います。
今後におきましては、ぐるりん倉渕線と民間バス路線との接続時間の調整を行い、利便性の向上につなげてまいる方向で協議しております。 次に、箕郷地域でございますが、現在、箕輪城線、かみつけ線の2本のぐるりん路線を群馬地域との間に運行しておりますが、これを箕郷地域の地域内路線として再編成し、また、狭隘な道が多いこともあり、車両の小型化も検討しております。
◎地域交通課長(舩渡川肇君) 地域によって、高崎市は合併地域が6カ所ありますけれども、それぞれ鉄道網の発達しているところ、民間バス路線の発達しているところ、またそういったものが非常に脆弱な場所、さまざまな場所があると思います。その場所に合わせまして、他の公共交通機関とのネットワークを図りながらこれから考えていくということで思っております。
ぐるりんや民間バス路線などの幹線や支線だけでなく、地域内の実態を踏まえたきめ細かい丁寧な支援が大切と考えますが、御所見を伺います。 4点目は、健康づくりについてです。本市では、各種検診、予防接種につきまして従来からさまざまな補助制度を設けており、感謝しているところでもあります。
しかしながら、ぐるりんのほかにも民間バス路線が廃止された路線を自治体の補助により運行する、いわゆる代替バスや自家用有償バスなどの事業も合併により増加をしております。そこで最初に代替バスの路線数や利用者数、市からの補助額などの状況について、また自家用有償バスであるよしいバスの現状、民間バス路線への市からの支援等、ぐるりん以外のバス交通事業の概要についてお知らせいただきたいと思います。